初めての海域

小太郎

2014年08月04日 14:10

船籍港変更も完了し、ボートのオーナーと太平洋での初釣行に行ってきました。
朝寝坊でマリーナを出港したのは早朝のゴールデンタイムを過ぎた朝7時過ぎ。




沖に出るが初めての海域で何処に行けば釣れるのかさっぱり解らない。
先ずは50mラインの遊漁船を目指して艇を進める。




プレジャーや遊漁船の船団に紛れ込んでジグや鯛ラバを落とすがまったくお障りなし。
周りの船も釣れている様子も無く、北風を考慮し北へ北へとポイントや鳥山を探して彷徨う。







陽も高く、青物期待の鳥もみつからず、ついにゴムボで浮くいつものポイントに到着。
誰かいないか沖堤に近づくと南先端付近に弟子丸さんを発見。
釣果を聞くとシーバスなどを釣ったという。
沖堤北先端付近に海老中毒さんも浮いているとの事。




海老さんにも釣果を聞くと青物や鯵が釣れているとの事で、泳がせでもやろうと近くでサビキを落とすがまったく釣れない。
ゴムボなら魚探とにらめっこしながらこまめに移動するが、艇が大きいと沖堤の近くにも寄れず、誰かが操船だけに徹しなければならない。

当然だが、ゴムボにはゴムボの長所短所があり、プレジャーには長所短所がある。
やはりボートの大きさを活かした釣りじゃないと釣果は得られないですね。
てな訳で、午後のリベンジを企み、昼食のため母港に戻った。
マリーナで舫いを繋いでいると、水深120mでアカムツ狙いだったがタラが釣れたとか、水深20~30mの鯛ラバでヒラメや真鯛が釣れたとか・・・・・腕の差ですかね。(笑)
沖は濃霧らしく、40ft艇が帰ってきた。
よく見るとデッキの手摺から何やら尖った黒い尻尾が!
おっ、カジキだぁ。!




140kgの黒カジキ(ブルーマーリン)だった。
マリーナのオーナー曰く、鹿島灘は世界一カジキが釣れるらしい。
かっこいいですねぇ。
ついでに下衆な質問だが、釣り上げたカジキはどうするのか聞いてみた。
大きなカジキを乗用車に積めるわけもなく、カジキが美味いか不味いか知らないが食べるとしても140kgは多すぎで・・・・・皆さんも気になりませんか。
私の釣りは釣味も求めるが、美味しい魚を釣りたいが一番なんですよね。

さて質問の回答は、近所の魚屋さんに無償で差し上げるとの事。
収益の一部は東北震災の寄付に送られるそうだが詳細は解りません。
尚、カジキ提供者へは魚屋さんから缶ビール1ケースがお礼として贈られるそうです。
カジキトローリングはゴルフと同じ紳士のゲームにて・・・とは言え・・・美味しそうだとは思っていなかったが、ちとカジキトローリングへの興味が薄れました。(笑)

初めて間近に見るカジキに翻弄されていると視界500m以下の濃霧となり、次回は海上で見る日の出釣行を誓って岐路につきました。



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