インペラ交換
にほんブログ村
先回の出艇にて浅瀬に船外機のペラを接触させ、川底の砂地を攪拌しその砂を冷却水取り入れ口から巻き込んだのか、塩抜き時の弱々しい排水で異常を発見。
塩抜き時に排水口を針金で突っつくと少しの間水の出がよくなるが・・・取り敢えずインペラでも交換してみるかって言う事で、ウォーターポンプリペアキットとギアオイルを手配。
先ずは交換のためにギアオイルを抜いた。
あちゃぁ、なんちゅう白濁。
プロペラシャフト側かインペラ側のオイルシール不良と思われるが、トーハツ9.8馬力2stのパーツリストが見つからず部品が手配できない。
仕方がないので新しいギアオイルを注入して完了。
次にロワケースを取り外す。
先ずは、前行進のギアを切り替えるシャフトを切り離す必要がある。
そのシャフトは小さい貫通したピンを専用工具で抜かなければならない。
専用工具と言ってもただの鉄の棒だが、サイズを合わせるのが難しいかもです。
ピンが抜ければロワケースの4本のボルトナットを外すだけだが、最後の一本を外すといきなりロワケースが落下しますので台でも当てがっておく必要があります。
外しかけたボルトの部分がインペラが入っているケースだが排気ガスで真っ黒です。
交換済みのインペラ部と取り外したインペラキット。
これでロワケースを組み立てて完了だが、組み立ての前に注意点が一つ。
ロアケースのシャフトがエンジンに繋がる先端を清掃し、グリスをたっぷり塗り込んで差し込む必要がある。この手間を怠ると錆や塩で固着し、ロワケースが外れなくなる。
試運転で排水の勢いを確認して作業完了ですが、・・・・・・・排水の勢いは弱々しく、再度バラシます。
インペラケースのゴムパーツを取付忘れていました。
今度は画像の通り排水の勢いはバッチリです。
次回はプロペラシャフト側のオイルシール交換かな。
関連記事