転勤や引っ越しなどの野暮用で2ヶ月近く海に行く事もままならず、当然、膨らみ君(KAYAK-340)は海水知らずのままだった。
そこで何とか連休中には進水式をしたいと新たな仲間の
院長さんと
マンボウさんに御協力を戴き、3~5日で日本海での連浮を企てるが2日から大雨注意報。
諦めの悪いおじさん艇団は、海に囲まれた日本列島、日本海がダメなら太平洋と伊豆に行ってきました。
それにしてもGWに伊豆なんか行ってはダメです。
転勤族のワテクシ、横浜市にも10年の居住経験があり、伊豆は勝手知ったる庭とまで思っていましたが忘れていました。渋滞と逃げ道。
行きは何と6時間も掛かってしまいました。(泣)
やっと着いた駐車場にはカヤックフィッシングに逝ってしまっている院長さんにお迎えして戴く。
時間は16時半、呑むにはまだ陽はまだ高く、陸ッパリでエギングしたりもするが釣れるはずも無く、二人宴会を開始。
ほろ酔いの頃、マンボウさんから「もう少しで到着」のメールが届く。そのメールには湘南※浮遊団の“
ゆういちろうさん”や喜び組の若頭“
トシさん”とカヤック既知外の“
海谷一郎さん”も御一緒のとの事。
到着早々、車内宴会から芝生に場所を移し宴は午前様の1時まで続いた。
みんな夜明け前には出艇準備を終え、次々と浜に艇を運ぶ。
ここで院長さんに作って戴いたドーリーが大活躍。船外機やクーラーを全て積んだ状態で砂浜を引張るがすこぶる軽い。
簡単にWタイヤにも変身可能なドーリー!
院長さんに用意して戴いた御神酒を膨らみ君にかけ、待ちに待った進水式を終える。
カヤック2艇、ゴムボ3艇目の進水式である。
てな訳で、無事進水式を終えいざ出陣!
院長さんが海上で見守る中、いざ出艇。
先ずは舵切り具合をみる。左右にティラーハンドルを振ると艇はクイックに反応し、慣れないせいか振り落とされそう。
期待の速度は・・・・・期待が大き過ぎたのか予想ほどではない。
しかし2馬力の釣りとしては充分で、長距離移動時のストレスも少しは緩和されそうです。
颯爽と沖を目指す院長殿!
初めての出艇地。見える範囲の地形でポイントを決め艇を向ける。
魚探のスイッチをONにすると底質は永遠と泥っぽい。
先ずは定置近くの50mラインで鯛ラバを落とす。微風なのに潮と逆風なのか60gのビンビン玉は斜めにでて底がとりづらい。
パラアンカーを投入してビン様を入れ直すと・・・「ガッ」「ガガッ」「ガガッ」。
カウンター的にアワセを入れる。「スカッ」
久しぶりの釣りで焦りがでました。残念!
一人だけ好調なマンボウさん!
苦戦する湘南※浮遊団のゆういちろうさん
小さなアタリもありますが時間ばかり過ぎていきます。
ふと遠くを見ると、ベタ凪にちかい海に一ヶ所だけ部分的に風が吹いている様な海面が見え気になる。
機動力の膨らみ君、近寄って見るとフィッシュイーターに追われてか無数のイワシが海面を跳ねている。
近くにいた院長さんを呼んで、私は急いでジグ(ホロピンク90G)を投げ入れた。
ジグがフォール中に真下にあったベイトボールを見失う。
しかしジグ着底後、2回しゃくったあたりで「ドォーン」。
ついに、きたぁ!
一瞬、ドラグが出るのを耐えていると、「ふっ」・・・・・あれっ?
フックアウトです。(泣)
2ヶ月も釣りから遠ざかるとフックも技量も錆びたようです。
他にもアタリはありましたが、4打数4三振で丸坊主でございます。
初戦丸坊主で先が思いやられますが、いままで通っていた海が釣れ過ぎるんです。
関東には関東の釣りをするしかないんです・・・・・とか言っても諦めの悪い私は大物を狙いますよ。