曇りのち晴れ時々大漁

妻とのタンデムでメイセンドウ病に感染し、早々に鬱憤晴らしを目論むも先週末は雨模様で症状は悪化するばかり。
今週こそはと、F-3さんを誘って初めてのポイントで浮く事にした。

夜明け前、出艇地の景観に見とれていると清々しい好青年のF-3さん登場。
今朝の彼はNew weaponを携えての装備で、やる気満々である。
闘志満々のオーラを放つ彼を待たすには申し訳なく、「先に出て調査しといてね」と見送り、のんびりと出艇の準備をした。
「ネット　ヨシ！」「ガソリン　ヨシ！」(笑)

F-3さんに遅れる事15分。心地良い風を浮けながら穏やかな海を進むと20mラインの魚探にはフィッシュマークが乱舞し、ますます期待感が高まる。
約35mラインにてF-3さんに合流すると、手には眩しいNew weaponが。何々、ハンドルノブもチューンナップされオｯサレ～です。
しかし釣果を問うとアタリさえ無いと言う。
そうだzekiさん情報では50mライン辺りから海底に変化があって面白いとか・・・・「ぶぅーん」と２馬力全開で魚探と睨めっこで艇を進めるが・・・なんもあれへんがな。
そこは根魚に縁が無いような底質の53mライン。仕方なく鯛ラバ（炎月75g）をチョイスして落とし、中層まで巻き上げたところで久々のアタリに反射的に合わせてのりました。
中層でアタックしてくる魚はシーバスかなと考えるが引き応えにパワーがない。真鯛かとも思うが竿先を叩かない。いや叩いているような・・・。
とか考えながら上がってきた魚は約35cmのレンコ鯛。先ずは坊主回避で気持ちに余裕が出る。
暫くすると陸風に流されてきたF-3さんを見るとランディングネットを使っている。
近づくと大きな○―○○を鼻高々と持ち上げた。羨ますぃ。
「この近辺、魚探の反応が良いですよ」のF-3さんの言葉に魚探をチェックすると、ベイトが・・・・そのベイトは徐々に大きなベイトボールとなり、画面はベイトだらけになった。
海面を覗きこんだF-3さんは、沢山のコウナゴが見えると言う。
私も覗きこむが・・・さっぱり見えません。
やはり偏光サングラスが必要かな。
度付き偏光サングラスを作ろうかとも思ってましたが・・・やはりあれば何かと良いようですね。

ベイトがコウナゴと解ればナゴメタルでしょうと、カリボソのナゴメタルカラーをベイトだらけの海に投入。






ジグがボトムにタッチし、リトリーブを開始するとほぼ同時に根掛りに近い重みがかかり、リトリーブに反する逆襲が始まる。
当然、根魚ですから中層からは重いだけの魚ですけどね。（笑）
海面に顔を見せたのは約30cmのガッシー君。当然、美味しいのでお持ち帰り。
〆る時間も惜しく、再度カリボソを投入すると入れ食いとも思われる同じ様な２匹目のガッシー君をゲットン。

残念ながらベイトは去りガッシー君も相手してくれなくなった頃、急遽参戦のRIMさん登場。
RIMさんに挨拶しながら銀のフェラーリーインチクを落とし、スローでリトリーブしていると中層で力強く引っ手繰られた。
因みに、フェラーリーというメーカーのインチクではありません。（笑）
格闘開始！
青物祭りが終わってからは久々にドラグが出る感触。
鯛ラバ用とはいえ腰のしっかりしたテンリュウ レッドフリップのティップが海面に刺さる。
コンクエスト300Fのドラグが泣く！
直ぐにシーバスと解る力強さだが、青物祭りでブリとの格闘も経験し焦ることもない。
焦るどころかもっと引けと楽しむ余裕をさえ自覚する。
格闘を楽しんで上がってきたのは約70cmの肉付きの良いシーバス。
タモ入れ時にエラ洗いの逆襲も、新たに購入した大きなランディングネットでいなして難なく取り込んだ。






RIMさんと同じラインを流して２匹目を狙いましたが、アオハタが釣れたのみで後は音沙汰無し。
RIMさんは諦めて遠洋漁業に旅立たれました。
潮止まりの昼頃、アタリもぱったりと無くなり沖上がりとした。