曇りのち晴れ時々大漁

先週末、そろそろシーバス祭りが始まるのではと、超久しぶりにゴムボで出艇しました。
最近、長年の餌釣りからルアー釣りに興味津々のプレジャーメンバーのI氏が同乗。
気合が入ったAM3:30現地集合。
真っ暗な出艇場所に着き一息ついていると、これまた超久しぶりの“どんべ丸”さん登場。
誰とも出艇の打ち合わせはしていなかったが、直ぐにジュニアとタンデムの“ケンさん”や、殆ど皆勤賞の“海老中毒さん”が登場。
久しぶりのゴムボだが、多くの仲間がいて安心して浮かべます。

夜明けを待ってトップで岸払いするが何だかスピードがでない。
タンデムだから遅いのかと思いきや、子供とのタンデムとはいえ簡単にケンさんに追い越されてしまった。
当然、9.8psのどんべ丸さんに追い越されるが、その頃、焦げ臭いような・・・・異臭。
パワーが更に低下し、ついにエンジンが止まった。
最後に出艇した海老中毒さんがやってきたので、「エンジン不調にて最悪は電話するのでレスキューよろしく」とお願いし、ルアーを投げながらエンジンが冷えるのを待った。
暫くしてエンジンはかかったが、冷却水をチェックすると海水が出ていない。
空吹かしすると急に水が出て「シュウー」とエンジンを冷やしだす。
無事に直ったかとクラッチを入れると水が出なくなる。
どうやらインペラの問題らしい。
てな非常事態に釣りは諦め、空吹かし状態でエンジンを冷やしながら陸に戻った。

仕方なくゴムボを片付け、帰り道にいつものマリーナに立ち寄った。
マリーナの工場長にエンジン故障の話をすると、「チト見てみましょう」とインペラ部をチェックしてくれた。
結果、インペラの変形及び硬化がみられるとの事で、「周辺パーツを含め交換しておきます」との心強い言葉を頂戴し帰路についた。




し・か・し、翌日、「船外機ですが、修理するより買い替えた方が安いかと・・」との電話。
エンジンを掛けると「ガシャガシャ」と音がするらしい。
またシリンダーも傷ついているのか圧縮比が低くパワーが出ないとの事。
つまり鉄くずです。（泣）
泣く泣く廃棄処分をお願いしたが、次回のゴムボ出艇はいつになるやらです。
9.8psは重いから6.0psぐらいが欲しいなぁ。


今週末、海快晴の風速5..3～6.5ｍ/ｓ、波0.5～0.7ｍ、周期5.8～6.5秒予報で出艇しました。
ゴムボでは出艇しないが、船は35ftの大型クルーザー。
この予報値でのクルージングは何ら問題なく、停船時の揺れや風で流されやすいために釣り辛い程度です。
いつもの様に私はフライブリッジで操船し、穏やかな那珂川河口から海に出た。
那珂湊漁港の赤灯台をすぎた頃、約１ｍの波に変な角度からウネリがはいり右に左に船首がふられる。
海快晴では時間と共に波風とも落ちる予報に沖に向かうと、直ぐに波は２～３ｍと大きくなり、船は坂道を駆け下り船首が海面に刺さりそうになる。
流石に国産のクルーザー、バウデッキが海に入る事はないが前後左右に大きく揺れるフライブリッジでの操船は危険を感じた。
私はこの荒波で船を停める事はもっとも危険と判断し、オートパイロットで方角及び微速前進を維持しキャビンの操舵席に移動。
波間のタイミングを見計らって船首を帰港方角に向け、安堵と共に周りを見渡すが他船は一隻もいなかった。
出艇から帰港まで15分ぐらいだと思うが、一瞬ヤバイと感じる海だった。

うーん、二週連続でプチ浮き釣行。釣りをさせてもらえない。
今月末はマリーナのクルージング大会で一泊二日の銚子クルージング。
往復ともトローリングでカジキを狙うとの事だが、トローリングビギナーの我らの艇にはマリーナの社長が同乗レクチャーして戴けるとの事。
カジキトローリングにはチト早いが、GWには銚子沖でマカジキが釣れたとの情報もあり、ひょっとしたらひょっとするかもです。（笑）