クルージング大会

小太郎

2015年06月02日 15:45

マリーナ開催のクルージング大会(一泊二日)に参加してきました。
行先は約45マイル先の銚子沖。
参加艇は27ft~37ftの4艇。
銚子マリーナをベースにしたトローリングとホテルでの宴会が目的です。
私達シルバーチームは前乗りの金曜日ナイト集合。
いつものマリーナロッジで、マリーナの社長と前夜祭。
クルージング初日の予報は7~8mの東風と1.6~2.0mの波。
10時ぐらいまで待機かも・・・・23時就寝。

早朝5時、外の物音で目を覚ますとマリーナ社長や他参加艇が出航の準備をしている。
どうやら一艇は急用で欠席となり、三艇でのクルージング大会になったらしい。
遠くに見える海をみると大きなウネリがテトラに押し寄せ・・・・・『ダッパァーン』「えっ、これで出るの?」。
どうやら荒波の中、出艇するらしい。
私達の船は35ftの大型クルーザーにて、予報通りの海況でも釣りにはならないが走る事はできる。
しかし参加艇には27ft艇も・・・・。
問題は河口から海に出るときの波だが、ウネリが大きい時の満ち潮だと最悪の波になる。
先行は37ft(ぐらい)の大型クルーザー。




次に私達の艇が後を追う。




問題の河口では先行艇が約2~3mの大きな向かい波を乗り越えながら外洋に出ていく。
次に私達も大きな波を登り、バウが海面に突き刺さる勢いで波を駆け下りる。
と言っても流石は日本が誇る国産プレジャーの35ft艇、難なく外洋に出た。
問題は最後尾の27ft艇だが、大波の中で見え隠れしながらついてきた。



ちと波がおさまった頃の27ft艇!

沖に出てから遠くを見渡すが、プレジャーどころか一隻の遊漁船も見えない。
普通ならこんな海況では出艇しないが、時とともに海況は良くなる予報で、釣りができなくても銚子マリーナに行くだけならではの出艇です。

荒海にて巡航11ktで片道約4時間のクルージング。
犬吠埼沖の100mレンジに着き、先行艇からVHF無線がはいります。
「まだ早いですが、27ft艇の一人がダウンしている様なのでマリーナに入りますかぁ。」
波が大きくジギングやテンヤの釣りはできないがトローリングは可能らしい。
しかし荒波に揺られての3.5時間は誰しも疲れ、銚子マリーナに向け舵を切った。

宿泊先は犬吠埼ホテル。
14時の早めのチェックインでのんびり温泉入り、宴会の予行演習で早い時間から酒飲んで・・・。
宴会本番で飲んで・・・
風呂入って飲んで・・・
いやぁ海好き釣り好きの仲間は話がつきません!




翌朝、釣りには超遅い7時の朝食。
ホテルから見える犬吠の海は穏やかで絶好の釣り日和。
陽も高い8時過ぎ、銚子マリーナを出艇した。
進路は南東の400mレンジ。
途中、カツオ鳥が騒ぎ、魚探が赤く染まるポイントを通過するが、後ろ髪をひかれながらひたすら南東の黒潮を目指す。
途中、先行艇に別れを告げ高水温を求めて南下。
やがて21.5℃の水温が22.5℃まで上昇し、トローリングを開始した。
今回が初めてのトローリングで、今回はマリーナの社長が実践レクチャーのため同乗して戴いています。
操船は私(小太郎)ですが、アングラーやリーダーマンの役割が決まっていません。
昼には沖上がりのため一時間程しかできませんが、アウトリガーの使い方からトローリングの速度や流すコースの選択など、超ビギナーの私達に教えてくれます。
マリーナ社長が「帰りが60マイルありますからもう少ししたら終わりましょう」と私に声をかけ、私はシーラでもいいからかからないかな思った瞬間、左舷の一本がルアーが波に引っかかったような動きをみせ、ひょっとしたらと構えていると右舷から「ジャーー」とドラグ音が鳴り続けた。
超ベテランのマリーナ社長は、一番非力なプラチナシルバーの船長をファイティングチェアに座らせヘビータックルを手渡した。
タックルをアングラー以外の者が触ったり助けたりしたら大会では違反らしいが、非力で慣れないシルバーチームの我々には無理がある。
非力な故にて、バックラッシュ寸前のゆるゆるドラグでの練習が必要かな。

それでも非力な船長が軽々リールを巻いている。
マリーナ社長「んっ、シーラかな?」
てな事を言っていると突然「ジャーー」と魚が走り出す。
80ポンドラインのドラグ設定は10kg。
つまり10kg以上の魚だって事は間違いない。
マリーナ社長「んっ、この引きはキハダかな?」
ヘビータックルだからか、ヒットからリーダーを掴むまで約5分。
その魚は姿を見せた!
マリーナ社長「キハダだな」「でかくてタモにはいらねぇよ!」
小太郎「しょうがないからツナゲートからブリ上げちゃいましょう」
そのキハダマグロは海面でいつまでも暴れるが、無理やり引きずり上げキャッチ成功。




私はマグロを絞めながら・・・・???
小太郎「これ・・ヨコワと同じ模様が残っているから黒マグロじゃね」
マリーナ社長「そう言えば黄色くないですねぇ」
小太郎「やったぁ! 黒マグロだぁ!」
キハダと黒マグロじゃ大違いです。
初トローリングで初黒マグロをゲットンです。
トローリングでカジキを狙った外道の黒マグロ20kgでした。(笑)




私は以前の27ftの時からゴムボで釣っていたポイントに我ら船長(オーナー)を連れて行って釣らせていたが、先々週、茨城ゴムボ団の好釣果ブログ記事を見せると、
「ゴムボートだとテトラや沖提の近くでシーバスやアイナメがいっぱい釣れるんやなぁ」
「ワシもゴムボートで釣りたい!」
「ゴムボートとエンジンは何処で買うん?」
てな勢いで、その場で電話注文。
ボートはクルーザーと同じメンバーの3人が安心して乗れる様に、JEX365の重量級を注文。
小太郎「船外機もゴムボも重量級で艤装すらできませんよぉ」
   「せめてトレーラーでもあれば・・・」
   「トレーラーだとヒッチが付いた車もないと・・・」
オーナー「んじゃ、トレーラーと車も買おう」
でっ、トレーラーとパジェロを注文。
先ずは、船検付きゴムボと船外機が届きました。






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