曇りのち晴れ時々大漁

勤務中、東北地方太平洋沖大地震をYahooニュースで知り、宇都宮市（栃木県）に別居している女子大生の娘と義母の安否が気になり電話をするが繋がらない。
宇都宮市は震度６強との事。
震度６強といえば古い家屋は倒れ、負傷者が大勢出ているのではとネガティブな想像しか出てこない。
約２時間後、携帯電話で娘と連絡がついた。
家の中は家具や茶碗が散乱しているが、義母とも怪我もなく家も大丈夫との事。
しかしライフラインの全てが止まり、当然、オール電化は機能せず災害に対する近代文化の無力が露呈する。
栃木の夜は冷え込むが、電気がきていないためエアコンやファンヒーターも使えず、幾度も揺れる地震に備え、懐中電気の薄明かりで毛布を被り夜を過ごしたという。
またメディアでは津波で街が車や船と流されている状況をライブで放映している。
福島県の原子力発電所はメルトダウンしそうだが政府は大丈夫だと言い、原発事故はすべからず隠す傾向にある政府の公表は過小見解と思わる。
福島県の女川原発から宇都宮市は100km以上離れているが最悪の結果を予測し、居ても立ってもおられず愛知県から迎えに行く事にした。

12日（土）の朝8:30に自宅を出発。簡単には震災地に行けないだろうと、迎えに行く車は発電機・水・ガスが積まれているキャンピングカー。
東北自動車道や首都高速が閉鎖されている事を考慮し、中央道から圏央道で関越道に乗り換え、前橋手前で北関東自動車道で行けるところまで行き、あとは一般道のルートを選択。
小牧東インターから中央道に乗ると、災害支援に向かっていると思われる滋賀ナンバーの厨房車（大型特殊車両）や春日井駐屯地籍のブルドーザー等を積んだ自衛隊、また九州ナンバーの医療車や中部電力の電源車など、自衛隊や民間の災害支援の早さに頭が下がる。

中央道で燃料を補給しようとサービスエリアのガソリンスタンドに入ると、「給油制限の為、一律10Lしか給油できません」との事。
15時頃、関越自動車のサービスエリアで麺類でも食べようとと麺類コーナーに行くと、「地震の影響で水が濁っているため麺類コーナー閉鎖」の張り紙。
現地に近づくとともに地震の影響を肌に感じてくる。
約８時間掛けて宇都宮市の自宅に到着。

宇都宮市は鉄筋が入っていなかったと思われるブロック塀が倒れている所はあるが、怪我人が出るような建物の崩壊は無く、一安心。しかし未だに地震は頻繁にあると言う。
原発のメルトダウン影響も少しずつ大きく報道されてきた。
ライフラインは確保できるようになったが、未だ揺れ続くところでわざわざ不安な夜を迎える事もなく、片道500kmを走ってきたばかりだが義母と娘を乗せてトンボ帰りの岐路についた。
帰路も10Lづつしか給油してもらえず、サービスエリア毎での給油で時間はかかったが、日曜日の朝3時、愛知県の自宅に無事到着した。

娘や義母は不安な夜は迎えたが怪我もなく、時が過ぎれば普通の生活に戻れるだろうが、津波や火事で家屋敷を失い、町を失い市を失い、身内を失った数多くの方。
心中察し、お見舞い申し上げます。



朝４時頃に寝床につき、10時頃目覚めてキャンピングカーの中を整理していると、宅急便が「キタァー」
妻からの誕生日プレゼント！


















ジギングはDAIWA　SALTIGA-64XHS　に　DAIWA　FREAMS 4000Jの組み合わせで使っていて問題は無かったが、妻から「ステラ欲しい？」の問いかけに即バイト。
表現の下手な私だが、喜びはひとしおで感謝感激である。

STELLA　4000XGを手にとって驚いた。軽い！
FREAMS 4000Jではリールの重さはこんなもんだろうと思って使っていたが、STELLA　4000XGを持ってとんでもなく軽いのに気が付く。
調べるとFREAMS 4000J は 450gでSTELLA　4000XG は270gとの事。価格の差に納得である。
SALTIGA-64XHSとの組み合わせでの使用予定だが、タックルの価格と比例して良い魚が釣れれば良いんですけど・・・ねぇ。