安全上、一人出艇を極力避けるため仲間を募り、先ずは趣旨に賛同頂いた4艇で「東海手漕爆釣会」を発足。今回は記念すべき一回目の釣行計画となった。
先輩皆さんのブログを見て一人で始める方、多いですよね。私もその一人だが、より安全に、情報を共有し釣果をあげ、助け合い、より楽しく釣りをするには仲間が必要です。
会費もルールも無しで良いんです。互いに大人なんですから。強いてルールはと問われれば、大人の常識とマナーです。
てな訳で29・30日のいづれかで三重釣行を計画したが、私は28日夜出発の29・30日連浮で、他メンバーは30日夜明け前集合の釣行計画となった。
28日のよる目的地近くの海水浴場駐車場(いつもの)にて熟睡。5:30頃に移動し、漕ぎ出す予定の海の岬を見ると「ざざぁーざっぱぁーん」って、すんごい事になってます。でも沖まで出なけれなんとかなるだろう。yahooの天気予報では2~3mの風だったし、と波打ち際に艇を浮かばせてからドーリーを積載固定していると大きな波に押されてゴロンとひっくりかえった。
クーラーBOX・シーバスロッド・ドーリー・ボガが流されたが乗艇後、無事回収。しかし、立てていたロッドは中間で折れ再起不能。スピニングリールが戻っただけでも良しとしよう。反省は艇を浮かばせる前に積載固定しなかった事につきる。身をもって知った反省である。
やはり無理は禁物(遅いっつぅの)と午前中は一人で風待ちとし、陸っぱりの皆さんとだべっていると・・・どこから出艇したか解らないカヤックが2艇が見える。最初は出艇場所の近くをうろうろと探っていたようだが、徐々に湾口へ漕ぎ出している。風は陸風の5~7mぐらい。何だかやばそうと見ていると戻ってきた。何故か出艇場所には戻らず私のいるところに着艇し、私が「この強い陸風じゃヤバイよぅ」と声を掛けると「やばそうなんで戻ってきましたぁ」「艤装、見せてください」「ブログ見てますよぉ」って元気の良い若者でした。キャンピングカーはトレードマークとなり、かなり目立つ存在らしい。
艤装談義で昼まで風待ちし、風が治まった午後の釣りとなったが、湾口付近はウネリが大きく壁が迫ってくるようだ。湾内で水深40m付近を探し鯛ラバを落としていると、力強く一気にティップが海面に突っ込んだ。1m巻いては同じだけドラグが出ていく。ここの海では同じ様なやりとりがこれで三度目となる。いずれも海底付近でラインを切られており、時間をかけても無駄ではとドラグを締めこむと・・・鯛ラバ紛失。
天気予報では午後の風は1~3mとの事だが、4~5mぐらいはありそう。幸いにも自作のシーアンカーがバッチリ開き、流され具合も程よい感じだ。
風も強まり、後5~6回落としたら諦めようとしたとき、鯛ラバが着底とほぼ同時に反応があり赤いお魚さんが上がってきた。残念ながら真鯛ではないが方の良いホウボウです。あと、ESO10匹以上つれて、う~ん、今日のところはこれぐらで勘弁してやろう。
午後4時には陸に上がり、片づけ後に釣り具屋を探し鯛ラバ3個を購入。昨夜と同じ海水浴場の駐車場で明日のメンバーを待つ。とは言っても、21時といつもの寝る時間には早くビールでも飲めば、「プッシュッ」「グビ グビ」「ウトウト」「グビ グビ」「グゥー・・・・」
夜明け前、アラームより早く目が覚める。外にはいつ着いたのかメンバーのRIMさんの車が見える。仮眠中のようだ。コーヒーを沸かし、朝食を済ませて車外に出ると既にRIMさんは起きており、二人で日の出の海を見た。(決して怪しい関係ではありません)
仮眠場所から6~7km離れたポイントに行くと、メンバーのF-3さんとナツさんが待っていた。先ずはご挨拶と湾のポイントを説明し、艤装にかかる。昨日と違い、仲間と喋りながらの艤装も楽しいもんだ。
鯛ラバとサビキの両方をセットして出艇したいが今日の私はロッドが一本しかなく、サビキの下に鯛ラバを繋いだ鯛ラバサビキで出艇した。40mラインのフィッシュマークを探して鯛ラバサビキを落とすと退屈しない程度にあたりがあり、昼までの釣果は、昨日に続きホウボウを追加。続いてイトヨリ7匹、アジ1匹、メッキ1匹と赤っぽいお魚をゲッチュして納竿となった。
私は帰宅後に帰省の準備をし、当日出発の栃木向けとなるためお先に失礼した。