伊勢湾釣行20100718(正真正銘の丸坊主)
カヤックを購入したが乗った事も無く、何処から出艇し何処で釣れば良いのかも解らない超ビギナーのko-taさん(名古屋在住)が東海手漕爆釣会の新しい仲間に加わり、水道屋のおやぢさん、masaさん、と私の4艇で進水式及び乗艇練習を兼ねて海況穏やかな近場の知多半島(伊勢湾)で浮いた。
知多半島とは言へど名古屋港に限りなく近く、出艇場所は人工海水浴場などがある公園だが、漕ぎ出ると石油会社などのパイプライン等があっちこっちに走り、橋脚周りでのシーバスや黒鯛釣りのメッカらしい。
早朝から出艇場所の砂浜には2馬力ゴムボや手漕ぎゴムボが数多く並び、タックルを見ると殆どが黒鯛の落し込みのようだ。
私は水道屋のおやぢさん情報でシーバスや黒鯛も釣れると聞いてはいたが、キスをメインターゲットとして出艇した。
海水は警報が出るほどの大雨のせいか泥水の様に濁り、三重や福井の透明度が恋しくなる。
出艇から濁った海中は何も見えないが、魚探にはフィッシュマークが賑やかに映っている。
私はパイプラインより外に出てアンカーで艇を止めてキス釣りに精を出すが、幾ら経っても石ゴカイは元のままで反応がない。相変わらず魚探にはフィッシュマークが賑やかに映っている・・・・が、何も釣れない。
写真の橋脚まで漕ぎ戻ると数艇のゴムボとカヤックのmasa君が浮いており、masa君はルアーでセイゴを釣ったと言う。それでは私もとミノーを打ちまくるが2匹目のドジョウはいなかった。
ゴムボの皆さんはエレキで橋脚周りを着かず離れずで黒鯛狙いの落とし込みを行っており、あっちこっちで長めの竿が大きく弓を描いている。
近くに寄って落とし込みを見ていると、餌はカラス貝ではなく蟹らしい。
どうやら今日の私は釣りの対象を間違えたようだ。
結局、アタリらしき反応は一度も無く午前10時には心が力尽き、お先に納竿とし出艇場所に一人漕ぎ戻った。
なんて書くと耳障りは良いが、トイレに行きたくて戻ったが釣れる気がせず、お先にお片付けをしただけのお話でした。
てな訳で、正真正銘カヤックフィッシング初の丸坊主でした。
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